6月は梅雨の季節。梅雨入りは壬の日(みずのえのひ)とも呼ばれ、梅雨の語源は湿度が高くカビが発生しやすいことから「黴雨(ばいう)」が「梅雨」に転じたという説と、この時期には梅の実が熟する季節であるため「梅雨」と呼ばれるようになったという説があります。いずれにせよ、夏に向かって気温は上がり、雨によって湿度が高まるため、カビが発生しやすく、また食べ物が傷みやすいため、食中毒の発生の高い季節です。
消化器系の働きを高め、生食に気をつけることが大切です。また、時間の経ってしまったものは、必ず再加熱をするようにしましょう。手をよく洗うこともお忘れなく。
「薤:らっきょう」の基礎知識
ユリ科の多年草で、オオニラ、サトニラとも呼ばれています。特有のにおいと辛みを持ち、栽培1年目は粒が大きく、2年目には分球するため数が多くなり小粒になります。原産地は中国で、日本には薬用植物として平安時代に渡来し、野菜として栽培が始まったのは江戸時代といわれています。葉つきで若い鱗茎を生食するエシャロットは早取りしたらっきょうの商品名です。
おすすめレシピ らっきょうと豚肉の組み合わせは、豚肉のビタミンB1の吸収をらっきょうの硫化アリルが高めるので、疲れや食欲不振の予防に有効に働き、筋肉痛や腰痛の予防にも効果が期待できます。にらをプラスすることでさらに効果を高めます。豆腐には血液をサラサラにするサポニンが多く含まれ、カツオ節には健脳効果の高いDHAが豊富に含まれています。
ビタミンB1の吸収が高まり、疲れや食欲不振を予防する
らっきょうチャンプルー

●材料(2人分)
生らっきょう 50g 豚肉 100g
木綿豆腐 1/2丁
にら 3本 かつおぶし 5g
<作り方>
① らっきょうは皮をむき、根を切り落とし、薄切りに。
② 豚肉は食べやすい大きさに切る。
③ 豆腐は水切りする。
④ にらは2~3cmの長さに切る。
⑤ フライパンに油大さじ1を熱し、手で崩した豆腐を入れて炒め、表面に焼き色がついたら取り出しておく。
⑥ ⑤に油大さじ1を加えて熱し、豚肉を入れて炒め、火が通ったら⑤、らっきょう、にら、かつおぶしを加えて炒める。
⑦ 塩、しょうゆで味を調える。

